市街地の滝

自宅と会社の間に時差を感じるようになりました…田澤です

兵庫県加東市で、街の中を流れる滝を見つけました。

加古川中流にある『 闘 竜 灘 』(とうりゅうなだ) という名勝です。


ビューポイントの入り口で、すでに音が聞こえてきます

決して源流の位置ではない、広い川幅に
突如として岩場が現れます。

落差はないですが、轟音と激流の様は壮観です。


広い範囲に大きな奇岩怪岩が広がっています。

船で物資を輸送していた時代は、
この難所で一息つかざるを得ず、
両岸の一帯は宿場町として栄えたそうです。


『掘割水路』と銘打たれています

これは明治になってダイナマイト
岩盤を切削して通された船の通路です。

それでも流れはなかなか早いです。


傍らに銅像がありました

『阿江 与助』(あこう よすけ) という江戸時代前期の水路開削者で、
加古川の上流下流を改修し、舟運の開発に尽力した功を称えられています。

冬には少々寒いかも知れませんが、
季節がよくなれば、気持ちのいい観光スポットとして
お勧めできそうです。

お立ち寄りの際には、くれぐれも足元に気を付けて。
 

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