コルトのエアコンの修理

お世話になっております。実習生の中山です。

本日は先日行いましたエアコンの修理の様子をお届けさせていただきます。

具体的にどのような不良がエアコンにあったかと言いますと、吹き出し口の切り替えがツマミを回しても切り替わらなく、吹き出し口が固定されてしまうという事象でした。

さてこの不良の原因を探ってみるとエアコンの吹き出し口とエアコン本体を繋ぐワイヤーが壊れてしまい、エアコンパネルとエアコン本体が正常に接続されない(動きが伝達されない)というところに原因がありました。
これを改善するには内装を一部外し、エアコンパネルとエアコンを繋ぐワイヤーを料品に取り換えるという作業が必要となります。

古いワイヤーを外す際と新しいワイヤーを取り付ける際に少し手間取ったほか、とても無理な体勢で作業していたため体を若干痛めてしまいましたが、なんとか30分ほどで作業完了です。

またついでにエアコンフィルターの交換もしてみることにしました。
エンジンルーム内のエアフィルターを通じて取り入れられた空気は途中でエアコンに入る分が分岐し、エアコンフィルターを通り乗員に風として届けられます。
当然ながらエアフィルターを通っているとはいえある程度空気は汚れたままの為エアコンフィルターを通るわけですが、当然ながらエアコンフィルターは使っていくと汚れていきます。

外したエアコンフィルターがこちら。恐らく真っ白なフィルターであったものがここまで真っ黒になっていました。今までこんなに汚いフィルターを通っていた空気を吸っていたのかと思うと気分が悪くなりますね。納車から約一か月、このフィルターで過ごしていたのに気づいて萎えています。
こちらももちろん新品に交換し、真っ白なものを装着しました。
今後も定期的に、可能であれば半年ごとくらいの間隔でエアコンフィルターは変えていきたいですね!

もう一個ついでにヒューズの交換も行いました。電装品を守るために行って以上の電流が流れるとヒューズが犠牲になって電装品に電流が流れないよう機能します。
シガーソケットにスマートフォンなどの充電の為にUSB端子を取り付けたところ、ヒューズが切れてしまい使えなくなってしまったためこちらも交換します。
当然ながらヒューズが切れたという事は大電流が意図せず流れてしまったためということも十分あり得るため、今回のように劣化であると断定できない場合はご自分で交換しないことをおすすめします。
新品を取り付けたところ見事にUSB端子が使えるようになりました。一安心です。

さて今回はDIYという形で整備を行ってみましたが、原因が簡単に断定できない場合や作業に特殊な工具が必要になる場合もざらにあります。そのような場合、故障の範囲を無理に広げないため、安全の為にも無理に自分で整備を行わないことが大事です。
お車の修理や疑問点などはぜひ岡崎上和田店までご連絡ください。一同解決の為に全力を尽くさせていただきます!

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